マンションと戸建てのメリットデメリット

一戸建てかマンションかを迷っている人もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、一戸建てにもマンションにもそれぞれメリットやデメリットがありますので、それらをよく検討したうえで、自分や家族に合った住まいを探してほしいと思います。

なお、新築か中古かの違いによってもメリット・デメリットが異なってくる可能性もありますが、今回は新築に限定して比較してみます。

また、一戸建てについては、土地を購入してから注文住宅を建てる場合と、土地付き一戸建て(建売住宅)を購入する場合が考えられますが、ここでは主に土地付き一戸建て(建売住宅)の場合を取り上げます。

一戸建ての主なメリット

維持管理費がかからない。

 マンションの場合、管理費や修繕積立金、駐車場代などがかかり、ローン返済とは別に2~6万円かかります。そのため同額の物件であれば月の支払額はマンションよりも安くなります。

資産価値が残る

土地部分の価値があるため、マンションに比べて資産価値が残ります。

また、都市化計画がある地域などは地価そのものが上昇するため資産価値が高まる場合もあります。

一戸建ては独立性が高いためプライバシーが守れる

プライバシー面に加え隣家とも隔たりがあるためマンションほど騒音に氣を配る必要はありません。

最近ではゲーム機にカラオケ機能がついたものも多く家カラを楽しみたい人や楽器などの趣味をお持ちの方は一戸建てがオススメです。

隣人に住環境を左右されにくい

年を取るごとに夜の物音に敏感になりやすいもので、隣が深夜に帰宅してきたドアの音や、物音が気になったりします。

管理組合などへの参加義務がない

自治会などは各地域に存在しますが、マンションのように強制ではありません。近隣とのコミュニケーションは大事ですが必要以上に関わることはありません。

自由に増築や建て替えができる

一戸建て最大のメリットといってもよいでしょう。二世帯住宅に建て替えたり、間取りの変更などのリフォームもできるの魅力です。

一戸建ての主なデメリット

  • 同じ立地条件だとマンションよりも物件価格が高くなる傾向がある
  • 将来の修繕費を自分で貯めなければならない
  • 空き巣や放火などの防犯(セキュリティ)面を意識する必要がある
  • 保温面、日照面、害虫面などで優位性に劣る場合がある

 マンションの主なメリット

立地が良い物件が多い

こちらが最大のメリットと言えるでしょう。駅前など立地の良い場所は高層化している場合が多く、駅前の戸建てなど、土地そのものがない場合がほとんどです。利便性の高い立地を選ぶならマンションがオススメです。

将来の修繕計画などが比較的しっかりしている

一時期問題になった耐震偽造などありましたが、マンションなどの鉄筋建築の場合構造申告が義務化されており、戸建てよりも丈夫な作りになっています。

空き巣や放火などの防犯(セキュリティ)面での優位性は高い

オートロックや警備員常駐など、セキュリティのしっかりしたマンションも多く空き巣の統計を見ても戸建て7割、アパート・マンション3割と防犯性の高さが伺えます。

保温面、日照面、害虫面などで一戸建てよりも優位性がある場合が多い

蚊やゴキブリなどは4階以上ではほぼ見ることがないといいます。また分譲マンションの場合遮音性にも力を入れているため、機密性が高く、保温性が高くなっています。

近所付き合いなどを積極的にすることで、他の居住者と生活面での協力をしやすい

戸建てのメリットとして管理組合の参加義務がないことをあげましたが、逆を言えば近所の方と密接なつきあいとなり、良好な関係さえ築けば生活面で協力しあえる隣人となります。

賃貸化しやすい

戸建てと比べ資産価値が劣る面は否めませんが、賃貸物件として借り手がつきやすいメリットがあります。

特殊な事例ではありますが、米軍基地の近隣地域などは基地内ではなく外で生活したいという方も多く本来の相場は10~12万円の物件を30万円で貸し出しているという事例もあります。

マンションの主なデメリット

  • 管理費や修繕積立金、駐車場代(または、駐車場管理費)などの負担が必要
  • 将来の資産価値は、立地にもよるが一戸建てに比べるとあまり期待できない
  • 騒音に対して、一戸建てよりも気遣いが必要
  • 管理組合などへの参加義務がある

一見金銭面と利便性ではマンションが有利ですが、ローンで購入する場合、ローン返済に加え維持管理費が2~6万円となるため、30年で計算すると最低でも700万円〜2000万円以上余分に支払うことになります。

賢いライフプラン

家族構成にもよりますが、子供のいるうちは戸建てに住み、子供が巣立った後に家を売却しそのお金で、以前住んでいた場所よりも手狭な駅前のマンションを購入する方が増えています。

老後の生活は階段のある住まいよりもフラットな居住空間の方が住みやすくなります。

また、行動範囲の広い若い時よりも駅前にはショッピングや、病院などの公共施設も豊富な利便性はより重宝します。