デザイナーズ住宅設計

1.収納

一番注文住宅(デザイナーズ住宅)で失敗しがちなのは収納です。
部屋の広さを優先するあまりスペースを取らなかったり、スペースをとったけど使い勝手が悪かったりなど問題になりがちです。

特にリビングなどは意外とと収納物が多いものです。見せる収納と隠す収納を意識して作りましょう。またアウトドア用品やサーフボードなどは通常の収納だと180cm幅程度しかスペースがないため入らないというケースがあります。あらかじめそういった趣味も考慮した収納を作ると良いでしょう。

2.窓や収納を増やしすぎて家具が置けない

注文住宅で設計士さんにお願いする案件で多いのが「明るい部屋にしたい」という要望ですが、家具は基本的に壁に寄せて配置するため窓が多いと家具が配置できなくなります。またドアを壁に寄せてしまうと家具のスペースが作りにくくなってしまいます。

3.視線の配慮

キッチンからトイレが見える事や玄関からバスルームが丸見えなど、視線が後から気になることが多くあります。トイレやバスルームなどプライバシー空間に関しては特に視線の配慮が必要でしょう。ドアの先に何があるを意識して設計しましょう。

4.音の配慮

音に関しては図面では読み取りづらいものです。
トイレ、お風呂、キッチンなどの水回りは排水の音が響きやすく、特に二世帯住宅などの場合は配慮が必要です。

5.ドアの位置

ドア同士が当たったり、家具が当たる。ドアの開き勝手の逆にスイッチがあるなど、ドアは生活動線に深く関わるため、配置には気を付けましょう。引き戸を取り入れるなど工夫が必要です。図面を見る際にはどこにどんな家具を置くのかあらかじめ検討すると良いでしょう。

6.コンセントの位置と数

家具の後ろに隠れてしまう、エアコンの位置、パソコンの位置の使い勝手が悪いなど
将来に対してのコンセントの数に注意しましょう。
特にリビングのテレビ周りやパソコンを使用する場合は家電が集中しやすいため注意が必要です

7.家事動線

洗濯物やゴミ出しなど日々の事なのでデザインを優先させすぎてしまうと失敗しがちです。
個人的には2階のベランダスペースに洗濯機を置けたらすぐに干せて便利だなと思います。

8.廊下・階段の幅

模様替えをしようと思っても廊下や階段スペースが狭すぎると家具を入れられないというケースも出てきます。ベッドやソファなど購入することも考えて設計しましょう。

9.冷暖房効率

通常マンションよりも戸建て住宅はのC値(すきま相当面積)が高く、冷暖房効率が悪くなりがちです。そのため床暖房を勧める業者も多いのですが、施工のコストもそうですが、電気代が高すぎて使わなくなったという例もあります。
吹き抜けで開放感のあるリビングなど非常に魅力的ですが、もしもそのような施工をするなら二重サッシや、断熱材にウレタンフォームを使用した施工など、部屋の機密性を上げる事が重要です。

10.老後の配慮

老後の配慮として階段の手すりや玄関の段差、ヒートショック対策などユニバーサルデザインを意識した設計を心がけましょう。後からつける場合階段が異常に狭くなったり、かえって使いづらくなるケースも出てきます。

 

いえ

理想のマイホームではありますが、間取りなどを自分で決めたり、営業マンの方と決めてしまうとこのような問題に気付かないまま進めてしまう場合があります。

注文住宅にするなら建築のプロである設計士さんや大工さんに直接相談できるのが良いでしょう。

ちなみに住宅メーカーの営業マンは設計や建築に関する知識はありません。「注文住宅のプロです」というスタンスで間取りの相談にものりますが、あくまで契約を結ぶためのトークなので気を付けましょう。