大手だからといって安心できない!ハウスメーカーのしくみ

大手ハウスメーカーはブランド力・認知度も高く安心して頼めるのが魅力です。しかしながら「常識的」に考えると非常に危ないも言えます。もちろん耐震性・安全基準・建築工法などのノウハウを持っているため建物が危ないというわけではありません。

大きな問題は人的問題です。

子供に従って作る家は安全ですか?

家を建てる際の仕組みはざっくりと現場監督が指揮して、下請けの職人さんが建てるのが一般的です。

その現場監督が問題なのです。ハウスメーカーにとって現場とはいわば育成の場であり、新入社員の登竜門です。ベテランになるほど内勤となり、現場から離れていくものです。

考えて見てくだい。右も左も分からないないような人に従わなければならないベテラン職人さんたちの気持ちを。何十年も家づくりに携わってきており、現場に関して熟知している人が若造に指事されながら働くのは面白くないですよね。

もちろん現場とはそういうものと割り切っている職人さんもいます。でもそれは裏を返せば諦めているからです。諦めている人が一生懸命働きますか?できるだけ楽したい。もしくは楽だから現状に甘んじているともいえませんか?

もちろん誇りをもって取り組んでいる職人さんもいるので全てとはいいません。良い現場では一人親方といわれる独立して始めた職人さんが数多く入っているので、そういう人は腕も良く信頼が全てと技術を惜しみなく注ぎます。監督が若いからといってバカにすることもありません。独立した職人さんにとってはクライアントですから。

大手メーカーが目指すもの。それは素人でも作れる家

あらゆる業界に言えることですが、大手となり洗練さるほど技術を廃していく傾向にあります。

ファストフード店では、料理を作ったことのない人でも1週間もあれば覚えられるオペレーションですし、ファミリーレストランなども難しい調理のものはすべてレトルトで盛り付けるだけで簡単にできる代物です。

同様に家づくりも同じことがいえます。今時は流行りませんが2バイ4建築などその際たるものではないでしょうか?2バイ4建築とはあらかじめできているコンテナを組み立てる建築です。

壁面で建築物を支える仕組みのため通常の家よりも強度と密閉性が高い事、そして何より多岐にわたる技術や知識を要さない事がメリットでした。2バイ4建築の知識がないと建てられない建築物なのでしっかりと知識を持った人が現場にいないとならないのですが、それでも作業は簡略化されており素人でもできる作業の方が多いものでした。

技術がなくても家が建てられるのは、良く言えば合理的ではありますが、悪く言えば知らなくても作れてしまう事でもあります。

近年どの業種でも現場がバイト任せになり、社員の比率が極端に減っています。もしも家づくりがバイト任せになったとしたら・・・ちょっと怖いものがありますよね。

このような技術を廃する流れは家づくりには持ち込みすぎないでほしいと願いばかりです。

大手・中堅ハウスメーカーのシェアはわずか13%
87%が地域の工務店が建てている

13%とは、8大大手と言われた、積水ハウス、セキスイハイム、ヘーベルハウス、パナホーム、大和ハウス、住友林業、三井ホーム、エス・バイ・エル企業の他に中堅どころも入った数字です。

この数字を見て多いか少ないかはご判断におまかせしますが、自動車業界との広告比率を考えてみるとちょっと異様な気がします。

日本国内において自動車産業はトヨタ・日産・ホンダ・マツダ・三菱・スズキ・ダイハツ・いすず・スバル・日野・とわずか10社です。その他外国産車もありますが、輸入代行をメーカーが行なっているのでシェアで言えばほぼ100%となります。

このような自動車メーカーの認知度と、わずか13%のシェアしか持たない大手ハウスメーカーが同様の認知度を持っているのは、どう考えても広告費がかかりすぎていると思いませんか?

家1戸あたりどの程度の広告費と販促物などの営業経費がかかっているか考えると実際の原価はいくらなのだろうと勘ぐってしまいます。

大手ハウスメーカーと同じ費用をかけたら、より良い家が建つ工務店に流れてしまうのも無理ありません。

実は危ない!ハウスメーカーの住宅建築のまとめ

  • 家は人が建てるもの。新人が現場監督を務める大手ハウスメーカーの方法は危ない
  • ハウスメーカーが目指す素人でも作れる家。
    職人いらずの技術を廃する考え方は危ない
  • シェアに対してかかりすぎの広告費。それは安い材料費・人件費の裏返し
    原価率の低さが危ない