ハウスメーカー

CMなどで有名な全国展開している大手住宅建築会社の事を言います。

住宅を「商品化」し、部材の生産から工事、アフターサービスまでシステム化しています。事務所や総合展示場の出展コスト、広告宣伝費、工場維持費など宣伝費と経費率が高いため平均販売価格は比較的高くなります。

ハウスメーカーのもうひとつの特徴は、自社で建てないという事です。
それは求人の募集要項を確認すると明確です。こちらは大手ハウスメーカーの募集要項を抜粋したものです。

住宅営業

  1. 住宅展示場へご来場いただいたお客様やご紹介によるお客様との商談
  2. さまざまな社内スタッフを指揮しながら、間取り・資金など総合的な住まいをご提案
  3. 他社との競合に打ち勝ち、商談を成約へ
  4. 実際に工事がスタートしてからも、常にお客様と接しながら、住まい作りをサポート
  5. 住まいが完成してからも、途絶える事無くその関係性は継続

リフォームコーディネーター(営業)

  1. 担当エリアでのセキスイハイム・オーナーとの関係構築。60年サポート診断・定期訪問・オーナー向けイベントの誘致など、様々なアプローチを通してのルートセールス型営業
  2. ご用命頂いたリフォーム・メンテナンスに対して、ご要望に応じたプラン・見積り提案。そしてご納得頂いた上での契約
  3. 部材発注や職人の手配などを含めた施工管理までリフォームコーディネーターが幅広く担当

経営管理

  1. 決算業務
  2. 交通費・諸経費等の経理管理
  3. お客様からの代金回収・管理
  4. 住宅ローン・火災保険等のコンサルティング業務

インテリアコーディネーター(物販営業)

  1. 商談中のお客様に対し、住宅営業をサポートする形で室内空間のプレゼンテーション(住宅営業との同行商談を含む)を行い、契約への一助となる
  2. (主に契約後の新築プロジェクトにおいて)お客様要望を汲み取り、使い勝手まで考慮したプロの視点から間取り設計の仕様(色・材質など細部まで含め)を空間コーディネートの提案、決定
  3. 空間コーディネートにフィットする室内造作・家具・カーテン類・照明器具・家電・エアコンなどの総合的なアドバイスと提案、販売
  4. 新築部門の実施設計担当や工事監督と協力しながら、主に室内工事について進行状況や仕上がり具合をチェックして工事完成までフォロー

エクステリアプランナー(企画営業)

  1. エクステリア工事に従事する設計・工事監理の有資格者として、専門的な観点からのアドバイスやコンサルティング
  2. 住宅の外構部分(エクステリア=外壁・テラス・デッキ・門廻り・車庫廻り・塀・植裁等)の設計および工事監理
  3. 営業に同行し、庭造りのエキスパートとして外構全体の企画提案(CAD図面作成を含む)および契約受注
  4. 他部署との連携による、提案活動およびアフターフォロ「営業」

このように建築のための大工・施工に関する募集はしていません。多くの大手ハウスメーカーは自社で建築する事なく工務店や、職人を利用して建てます。

 

ハウスメーカーで建てる家はシステム化されているとはいえ、そのほとんどは、工場生産された部材を、図面に合わせて現場で組み立てていく「一品生産品」です。これに係わる多くの下請会社の人々をハンドリングする力量も問われます。

 

工務店

一般に、営業網を比較的狭い地域に限定し、地域に密着した建築会社です。

事務所や展示場、広告宣伝費などの経費率は低く、平均販売価格も比較的リーズナブルな会社が多いと言えます。

一概に工務店と言っても、社長兼大工といった小規模経営から、従業員が数百名というところまで、その規模には大きな幅があります。

どんな規模であっても、工務店の家づくりのカギは、やはり、施工の『技術力』と言えるでしょう。ハウスメーカーの場合、様々な工務店を利用するため技術力で差が出ないような工法で建てていますが、工務店の場合、技術力によって出来はまちまちになります。

高い技術力を持った工務店に出会えたなら、安さ・自由度・高品質の3拍子揃った建築となるため1番のオススメでありますが、このような工務店を探す事を断念し大手ハウスメーカーに頼む場合が多いようです。

 

設計事務所

建築士が運営する事務所をいいます。
一般に、事務所を運営する建築士のことを「建築家」と呼びます。施工会社(ハウスメーカー、工務店)とは独立し、設計と工事監理を専門に行います。

設計事務所の技術力にはかなり幅があり、そのデザイン傾向や住宅に対する考え方も様々です。

設計事務所にとっての技術力とは、工務店とは多少異なり、建主が希望する住宅性能を実現する設計力と工事監理の能力と言えるでしょう。

設計事務所の家づくりのカギは、『デザインや考え方の相性』と『設計力・工事監理能力』と言えます。建築工事は、協力建築会社に依頼する事になり、価格は比較的割高です。

 

分譲系ビルダー(建売業者)

一般的に、不動産系の「建売」住宅販売会社の事を言います。
家づくりの要望等を伝えて希望にあった家を建築する形態ではなく、土地とできあがった建物をセットで購入する形態となります。

中には、「売建」方式と言って、契約後に、家づくりを始め、要望等を聞いてもらえる形態もありますが、建築条件付きと言って、指定建築会社が決まっていたりする場合もあります。

契約時の条件に対して要望を追加することによって膨大な追加工事費用が発生する場合もあります。

ある程度の規模の開発になってくると、同じ期間に、同じような家をたくさん建てるので、資材の購入や工事会社の請負金額を全体で仕切ることで安く建てることができるのですが、その路線から外れた要望や追加工事は、割高になる傾向があります。

建設会社選びのまとめ

ハウスメーカーの特徴まとめ

  • ネームバリューと商品プランが魅力的
  • 営業マンのフットワークがカギ
    施工と営業が連携取れていないと要望と全く違う家ができる事も
  • 基本設計以外が全てオプションとなり、わずかな変更でも割高になる

工務店の特徴まとめ

  • 価格が安く、自由度も高い。
  • 工法を熟知しているため、多少の変更に対しても柔軟に対応
  • 工務店ごとに技術力の差があり、技術力の高い工務店を探すのが難しい

設計事務所の特徴まとめ

  • 設計を熟知しているため要望どおりの家を建てやすい
  • 工事は完全外注のため、建築費が高くなりやすい。またデザイン優先でコスト意識の弱い設計家も多い。
  • 建築家の個性が出やすいため、その人に建ててもらいたいという強い要望があると非常に満足できる建築となる。

分譲系ビルダー(建売業者)の特徴まとめ

  • 4つの建築会社の中で一番安い
  • 土地・すでに建てた家がセットのため住宅ローンを組んだ時からすぐ住める
  • 相場に対して安い場合、土地に問題(条件付き土地など)がある場合もある。